久しぶりの帰省で感謝を示す
大学などへの進学や出張・転勤で長く地元を後にしているときには、実家に顔をだす機会はせいぜい盆と正月くらいのものになります。
忙しくなってくると年に1回顔を会わせるかどうかくらいになってくるので、貴重な機会にどういった方法で気持ちを示すかということが大切になってきます。
遠方で暮らす子供を持つ親にとっては、子供が元気に生活をしているかということに加え、その子がどんなところで生活をしているかということが気になるところです。
ですので、帰省時にその土地の名産品などを持ち帰り近況を報告するということは親にとって品物の価値以上に嬉しい気持ちになってくれます。
また子供の側にとってもいつも一緒にいる家族には感謝の気持ちが示しにくいところ、年に1回あるかどうかの機会におみやげとして自分が今暮らしている土地のものを持ち帰ることで、感謝の気持ちを示しやすく今の自分の状況がうまくいっているということを間接的に伝える手段になります。
地元から離れたところで生活をしている人なら、ぜひ今の居住地のよいところやおいしいものなどを積極的に探し、地元へ帰省するときのおみやげにしてもらいたいところです。
みんなで食べられるものがおすすめ
地元に両親の他、年下のきょうだいなども残している人にとっては帰省時は親類・身内と顔を会わせる貴重な機会になります。
久しぶりの家族の団らんになりますので、そうした時のお土産はできるだけ大勢で食べることができるものがおすすめになります。
持ち帰るものは土地によっておすすめが違ってきますが、東京から地方に帰省するならやはり東京名物である雷おこしや東京ばな奈、浅草舟和の芋ようかんなどを持っていくことで一緒においしいおやつを食べるためのお茶の時間を持てるというメリットがあります。
地元が田舎の場合は、都会でしか手に入らないような百貨店の高級な食品もいいでしょう。
お正月なら、百貨店で高級おせちを買って帰るのもいいですね。事前に何人分のおせちを買って帰ると連絡しておけば、作る人も楽になり助かるはずです。
逆に地方から都内などに帰省するという時には、その土地ならではの野菜や加工食品をおみやげにするとその夜の食材になるなどの利点があります。
持ち帰るならやはり大勢で楽しみを共有できるようなものにするのがいいですね。
品物以外でも十分感謝を示せます
自分が住んでいる地域の高級食材を持ち帰るのもまたよいのですが、それだけでなく自分自身が元気で健康であるということも大事なおみやげになります。
持ち帰るおみやげは少額のものであっても、例えば食器を洗う、掃除をする、片付けを手伝うといったようなことをきちんと手伝えるようになるということでも感謝の気持ちを示すことは十分にできます。
帰省をするときには「面倒くさい家事から開放されたい」といった気持ちでついついだらけるために行きがちですが、逆に実家に帰ったときにこそ家事を手続うようにすることで、お金をかけたおみやげ以上のものを感謝として示すことができます。