父の日とはどういう日か
5月の母の日の後にやってくるのが6月の父の日です。
父の日は毎年6月の第3日曜日となっているのですが、母の日に比べて商戦も地味になりがちとなっているのが現状のようです。
母の日では定番の花となっているのが赤いカーネーションですが、父の日では黄色いバラを贈るのが一般的となっています。
そのため黄色い色にまつわるプレゼントもよく6月には登場してくるのですが、男性にとっては黄色は使いにくい色でもあるためそれほど定着をしているとは言いづらいようです。
実際に毎年父親に対して父の日のプレゼントを贈っているかというアンケートをしても、欠かさず贈っていると回答する人は全体の約3割程度となっており、実父よりもむしろ義理の父親に贈るという人の方が若干多めになるという結果もでています。
父の日の由来について
父の日と母の日は1ヶ月違いであるため、意識的に母の日があるのに父の日がないのはおかしいという感覚で作られたのかな?と思ってしまうところですが、実際にはきちんと別々の由来によってできたものです。
もとになったのは米国のワシントン州に住んでいたジョン・ブルース・ドットという女性です。
この女性の父親はもと軍人だったのですが、1861年の南北戦争で出征をしているときに母親一人で子供6人を育てていたことから、父親が戦争から戻るとまもなく亡くなってしまいます。
それからは母親に変わり父親が子供たちを男手一つで育ててくれたということで、全ての子供が成人したあとに同じく亡くなってしまいました。
その頃既に母の日は行事として定着をしていたので、母親だけでなく父親にも感謝をする日を作るべきということで提唱をしたことによりやがて祝日として定着することになりました。